第5章

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こんな毎日を過ごして半月が過ぎた頃… 私の悪い癖が出始めた。 母「さくら!今、何時だと思ってるの?今日は、休むの?」 … 私「行くよ…。もう少ししてから行く。」 そう言うと、 それ以上、何も言ってこない父と母…。 これは、一年生の時からの悪い癖…。 私「はぁー…」 私は、学校の支度をして降りて行った。 父と母は、すでにいなかった。 私は、8時10分の電車に乗った。 電車は、身動きがとれないほど満員だった。 ヴゥーッ ヴゥーッ。 ポケットにある携帯のバイブがなった。 取り出してみると、メールのようだった。 ‘‘新着メール1件’’ クリックすると真紀からだった。 「さくら、おはぁ☆今日は、休みなん?お返事下さい( ´ ▽ ` )ノ」 私は、返信ボタンを押した。 「おはぁー♪ごぉめーん(^^;;ちよい遅刻ッス。よろー」 送信 ヴゥーッ ヴゥーッ。 また携帯がなった。 真紀からの返事だった。 「りょーかいッス( ^ω^ )」 可愛い顔文字付きだった。 私は、返信をせず携帯をしまった。 ってか、このまま行くと9時40分に着くから… 授業すぐ終わって気まずいかな… 10時に着くように行こうかな。 どこまでも腐り切っていた私…。
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