第2章

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担任の松本先生 数学が担当教科 松本「おはよう。体育館に行くから整列しろよー」 皆、無言で体育館に向かった。 全校生徒が集まっていて私たちのクラスは、いつものようにドベである。 式が始まり校長先生の話しから、いろんな先生の話しを聞いてるうちに眠たくなっていた私に後ろから真紀が話しかけてきた。 「ねぇ。さくら?」 「なぁにぃ?」 「今日、新任の先生10人くらい入るんだって!」 私は、あまり興味がなく その時は、へぇー。って返事をしていた。 先生「次は、新任の先生の紹介に移ります。では、先生方ステージにお願いします。」 その声で13人の先生がステージに上がってきた。 すると、あちらこちらで少しざわめきが起きた。 急に後ろから真紀が言う。 「さくらは、どの人タイプ?」 一瞬、何を言ってるのか分からなかったがステージを見てすぐ分かった。 最後の3人が若い男の先生だったからだ。 「別に…。遠いし顔見えなくない?」 そんな会話をしていると先生方の紹介も終わり集会も終わっていた。 私と先生との出会いは こんな感じから始まった。 甘く切ない恋の始まり…
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