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え。
え?
俺を…抱きたい?
「え、抱きたい?抱かれたいじゃなくて?」
「はい!!水無月さまはお美しいし、なにかとお優しいし…
独り占めしたいと考えていました。」
そう言うとチワワくんは俺をベンチに押し倒した。
しまった、惚けてしまって反応が遅れた…。
「…君の場合だったらぁ~、どっちかっていうと俺に襲われるほうでしょ~?可愛いんだしぃ~」
そう言って起き上がろうとするが、ビクともしない。
え、なんで?これでも体力には自信あるのに!?
「僕…、このなりですが、バリバリのタチなんです~。」
な、なんだってー!?
「最初は水無月さまを遠くから見ているだけでよかったんですけど、だんだん、お美しいから可愛く見えて来てしまって、気づいたら、抱きたいと思っていました。
水無月さまの事が、好きなんです。」
真剣な表情に、思わず息をのんだ。
だがしかしだが、俺はあくまでノーマルで、ただの可愛いこがイチャイチャしてるのが好きな腐男子だ。
童貞も処女も捧げるつもりはない!
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