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「まった!今のなかった事にしてく、じゃなかった。なかった事にしといてぇ~?」
俺、マジバカ。
バカなの?死ぬの?
「…無理。」
「おい!」
「なんて言うか、素の方がお前らしい。そのままでいろ。」
「な、な、な、っ!!」
なにコイツさらっと言ってんの!?
天然タラシなの!?
うぜー!こういうとこうぜー!
顔が赤いんだろうな…めちゃめちゃ熱い
「顔が、真っ赤だな。」
「~~~っ!!見んな!」
すぐ目の前に、真中の顔で、
俺は見られたくなくて真中の胸に顔を埋めて見られないようにするのに必死だった。
だから、コイツの顔も赤くなってた
なんて、俺は知らない。
「また、さっき見たいな事があれば俺に言え。」
「なんでお前に…」
「…風紀委員だからだ。」
「あ、そっか。でもあれは早々ないんじゃないか?誘われるのは毎日だけど、断ってるしな。」
もうコイツの前でキャラ作るのめんどくさい。このまま話してやる。
「断ってるのか?」
しまった…
もう、全部話してしまおう。なんか色々めんどくさくなってきた。
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