2696人が本棚に入れています
本棚に追加
瑛介は相当驚いたのか、未だに目を白黒させていた。
まぁ、俺も初めて聞いた時は冗談かとも思ったけどね。
もっとも、もともと氷川先生は先生じゃなくて、柏木家に仕えている人だそうな。
多分、みなたんのボディガードとしてこの学校にいるんだろうなーと…。
憶測だけど。
そんな事を考えていると俺の腰の辺りに衝撃が走った。
え!?なに!?
驚いて振り向くと、腰にへばりつく、2匹のチワ…、もとい、ゆーくんとれーくんコンビがいらっしゃった。
「「おっはよー!水無月くん!」」
あぁ、相変わらず二人とも眩しい笑顔、可愛い、可愛い過ぎるぅ!
「おはよー!ふたりともー!!相変わらず可愛いねぇ!!」
そう言って二人にグリグリして抱き着いた。
二人とも、きゃーくすぐったーい!
とか言いながら俺にもグリグリしてきゃっきゃうふふしてる。
二人とも、天使やんなぁ。
そんな二人にデレデレしてる俺、今きっと顔気持ち悪いんだろうな。
ふ、と隣を見ると、いつの間にか横にやってきたみなたんが一眼レフで記者会見のカメラばりにパシャパシャ写真とってた。
こんな顔撮らずに、二人の笑顔だけ撮ってください。
そして焼き増ししてください。
さらにそこから上にちろりと目を動かして見ると、…般若がいた。
瑛介ー!顔顔ー!!www
完全にイケメンが台無しになってて少し笑えてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!