2696人が本棚に入れています
本棚に追加
渋々授業を大人しく聞くこと
とした。
一応特待生だし?真面目に授業は受けますよ?見た目チャラいけど。
最近こんな感じで、ウキウキ☆妄想ライフが送れていない。
目の上のたんこぶとはこいつのことだ。何かと突っかかってくるし(風紀委員だから)
こいつのせいで前の方にいるチワワ×チワワたちが良く見えないし(背がでかいだけ)
あああ!
もっと萌えをくれ!
授業が終わり、寮へ帰ると可愛い湊人たんがお出迎えしてくれた。
「おっかえり~☆あさたん」
「ただいまーみなたん…」
この子は俺の同室の柏木 湊人(かしわぎ みなと)くん。
くりくりおめめが可愛い男の子で、なんと俺と同志だったりする。なので、チャラ男は演技であるということを唯一知っている友達でもある。
「どったのー?元気ないじゃん?
また、真中くんとなんか言い合いしたの?」
みなたんはソファでうなだれていた俺の頭をよしよしとなでてくれた。
「っっあーーーん!みなたーーん!」
俺はみなたんをぎゅーして頭を肩にグリグリ押し付ける。
「よしよし、あさたんのお話ききますよ~☆」
優しい、みなたん優しい…!
大好きだー!
「あ、僕に惚れちゃだめだよ?ダーリン一筋ですから☆」
惚れませんw
最初のコメントを投稿しよう!