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食べ終わり落ち着いたのを見計らって
土方が問う。
「で、ガキ。もう一度聞く。
名はなんだ。なぜあそこに倒れていた。」
いくら聞いても反応が薄い。
・・・・・ぴきっ
土方の眉間のシワが増えていく。
「まあまあ、土方さん。
どうやらこの子、言葉の意味を理解していないようですよ?」
総司が言う。
そして笑顔で近づいた。
「私の言葉、わかりますか?」
総司の目を見て
ひっ・・・
怯えた。
それに気付き総司の眉間にもシワが・・・・
「ぷぷっ。総司の顔、土方さんみたいだよ。」
「なっ!平助!!なんてことを!
私はあんな鬼ではありませんよ!!!!」
「・・・・お に ?」
総司と平助がそんなやりとりをしていると
ぼそり・・
呟いた。
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