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部屋には近藤、山南、井上、斎藤が呼ばれた。
土方は先ほどの浪士の事、その帰りに倒れていた1人を拾ったことを説明した。
近藤ーーーー
近藤勇。壬生浪士組の局長。厳つい顔だがとても優しい。
土方、総司とは昔から馴染みがある。
「そうか・・・そんなことがあったのか。」
山南ーーー
山南敬介。壬生浪士組副長。知的で頭が切れる。
土方が「鬼」ならば山南は「仏」である・・・が、怒らせると危険。
「この子がなにか知っているかもしれませんね。」
井上ーーーー
井上源三郎。浪士組の年長者。温厚でみんなの親的存在。
料理上手。山南同様怒らせると・・・
「とりあえず、きれいにしてあげたいねえ・・・」
斎藤ーーー
斎藤一。無口で無表情。なにを考えているか分かりにくい。
剣の腕は立つ。
「・・・・・・・・」
そんな中、布団で眠る者が目を覚ました。
「・・・・ん。」
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