にじゅうはち ~約束~

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朔が復活して数日・・・ 暫くは皆が朔の元を訪れては『よかった』だの『心配した』だと涙ながらに語っていった。 その度抱きつく者を ぺいっ と剥がす新見も居たが・・・ やっと落ち着きを取り戻した頃、新見は朔を誘い出した。 「朔・・・ちょっといいか?」 「んぅ?錦、どしたの?」 駆け寄る朔に新見は顔を赤らめしどろもどろ。 「え~、あ~・・・その、だな。」 「ん?なぁに?」 「いや、その・・・」 「もうっ!!なんなの!?」 いつまでたってもうじうじする新見に苛立ちを覚え、朔は怒り出す。 観念したのか、ついに話し出した。 「あの、な?おま・・・お前とゆっくり、話がしたいんだが・・・」 かぁっ、と耳まで真っ赤にする新見。 「・・・え?」 つられて赤くなる朔。 改まって言われると何故か恥ずかしい・・・ 「時間、あるか?」 「あ、うん・・・」 新見は朔を自室へと連れて行った。
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