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チャイムが鳴り、教室のドアが開いた時、出て来たのは先生ではなく右半身が黒色、左半身が白色のクマのぬいぐるみが歩いて来た。
クマ「お前ら。おはようございます。早速ですが出席を取ります。」
はるき「いや、突っ込ませろよ。っていうか二三個質問させろ!」
俺はおかしな光景に大声で答えた。
なのは「え、えーっと…」
アリサ「なんなのこいつ?」
すずか「ククマのぬいぐるみみたいだけど、黒い方の目がちょっと怖いな。」
そう、クマのぬいぐるみの黒色の目がデビルみたいになっているのだ。
はるき(っていうかどう説明していいか分からねぇ…)
拓也「いや…クマのラジコンかもしれない。」
ラジコンて……
クマ「あのねぇ、さっきからぬいぐるみやらラジコンやら言ってるけど、ボクの名前はモノクマって言うの。よろしくね。」
夏美「よ、よろしくおねがいします。」
モノクマ「はい、きみは素直だね。そう言う子は好きだよ。」
夏美「は、はぁ。」
クマに好かれても嬉しかねーよ…
はるき「なんか初日からおかしなことばっかりだ…ハァ。」
そんなことで授業が始まった。
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