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『茉莉ちゃん…大丈夫?』
私の顔を心配そうに見つめる親友。
私は、依存し合う関係から今も尚、抜け出せずにいる自分自身に今度こそ、決着をつけるべき時が来たのかもしれない…これ以上、美香や健司、健司の家庭、そして自分自身を傷つけるべきでないー軽く深呼吸をすると少し俯いていた顔をあげ、美香の瞳を見つめ、はっきりと伝えた。
『ありがとうっ。美香のお陰で目が覚めたよ!私にはこんなに想ってくれる親友がいるんだもんねっ!前に進むよ。こんな馬鹿な私だけど、これからも親友でいてくれるかな?』
『…何言ってるの?当たり前でしょ~!んもぅ~茉莉ちゃんのばかっ』
瞳を潤ませて私に軽くパンチをする美香に微笑みながら「ありがとう。」と呟いた。
『よぉ~し!今日は飲むぞぉ!!』
『さすがっ!茉莉ちゃん、そうこなくっちゃ!』
二人で気合いを入れて、ドアを開けて賑やかな空間に入っていったー
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