人生リセットボタン

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朝、目が覚めたら変なモノが落ちていた。 いや、正確的には置かれてあった、のほうが正しい。 こんなモノを置く奴は一人しかいない。 ミヤビはスイッチを持って、隣の研究所へ向かった。 錆びた門を潜り、怪しげな実験室の扉を開いた。 「カイバ先生!!」 イスをクルッと回し不機嫌そうな顔で 「その呼び方やめろ」 赤い髪から僅かに見える瞳は、ミヤビを睨んでいる。
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