45人が本棚に入れています
本棚に追加
あ、そうだ。
暇だし、理事長様の紹介でもしてやるかね。
理事長様は、サラサラの薄ピンクと黒色の髪に、吊り上がった常に何かを企んでいそうな瞳。
筋の通った鼻、薄い癖に柔らかそうな唇。
この人の名称は狐。
その名を表すかのように、何時も金色の服を纏い、俺の目をチカチカさせ、イライラさせる。
ん?何か知らんが、理事長様が何かを決意したように、立ち上がり俺に近づいてきた。
そして..
ガバッ
「御願いします!」
土下座した。
最初のコメントを投稿しよう!