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「...は??」
俺はまさに(゜ロ゜)と言うような表情をして、理事長様を見ていた。
あ、別に踏んで欲しいのかな?とか思ってないんだからね!
とまぁ、俺がそんな事を考えて吐きそうになっていると。
理事長様は、床にあのサラサラヘアーと顔面をつけたまま喋り始めた。
「実は、私の友達の甥っ子が、この学園に編入することに、昨日決まって、もう後少しで来てしまうんだ!
お願いだ!この礼はなんでもするから、今日その甥に会って、何とか私に会わさないようにしてくれ!!出来れば一生!!
序に、その甥に学校案内してくれ!」
と、ふざけたことを抜かしやがった。
俺が、一応上の人間だからと下手に出てりゃあイイ気になりやがって。
しかし、ふむ。
"何でも"か。
良い響きだな。
なら、一生俺のストレス対処法になって貰うとするかな♪
「良いですよ。だって、理事長様の頼みですものね♪(さっそく、今日から奴隷として躾ていかないとな♪)ニコリ」
ゾクゥ!
「な.. 何か寒気が!」ガクガクブルブル
「あぁ、そうだ。理事長様。
その甥って何時ごろにくるんですか??」
「ん?あぁ、確か、15時30分頃じゃなかったかな??」
「はぁ??もう後30分しかないじゃないですか!ふぅ、仕方ない。
まぁ、行ってきますよ。
あ、そだ。理事長様、約束は絶対ですからね♪嘘ついたら、針千本に+α理事長様の知られたくない過去秘密を新聞部に言ってしまいますからね♪」
「それは、地味に嫌だ。精神に来そうだ。分かった。覚えておくよ。」
「良かった。では、行ってきますので。」
ガチャ
バタン
「ヤバイな。頼む相手を間違えたか。」
理事長は頭を抱えた。
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