プロローグ

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 プルルルルルルル。 突然電話が鳴った。……内線だ。 「俺出るよ」 「よろしくー」 「……もしもし?青山ですが…………はい、はい、そうですが……はい、えっと、それで…………へ?え、ちょマジっすか!?…………失礼、取り乱しました。えーと……はい……はい、分かりました。すぐに準備して向かいます。しばらくお待ちください……はい、はい……はい、失礼します」 「…………?」 そうして、青山は電話を切るなり 「お前ら、今すぐ着替えて行くぞ!」 と言った。 「どうしたの?」 「随分取り乱してたけど」 「あー……どうやら、吹き抜けのネットが破かれたそうだ」 「へ!?」 因みに界帝には吹き抜けがある。 「んで、依頼されたのは……」 「犯人探しだね?」 「ああ」 「久しぶりの事件だね」 「そう言えばそうだな」 「んじゃ、久しぶりに円陣組むか!全員集合!…………いいね?よし、五教科戦隊〇〇ジャー、出動!」 「おーっ!」
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