3人が本棚に入れています
本棚に追加
「僕からやるね!……国語を司る炎の戦士、国語レッド!」
「数学を司る水の戦士、数学ブルー!」
「理科を司る森の戦士、理科グリーン!」
「社会を司る星の戦士、社会イエロー!」
「英語を司る藤の戦士、英語パープル!」
「なんで一人だけ藤?」
「これ以外出て来なかったの、本人悩んでるから言わないであげて」
「5人あわせて!」
「五教科戦隊〇〇ジャー!!」
「……………………」
「……決まった……!」
「……………………あ、何か聞いたことある」
「何こいつら、痛々しww」
「痛々しいとは失礼ね!レッド様に失礼でしょ!」
「あ、世美っち!」
先程現れた秋川は、レッドファンクラブの会長だ。
「あー、秋川ちゃん目当てはレッちゃんか」
「えへへー」
話がそれたが、お気づき頂けただろうか。
先刻の赤山あたりの発言を思い出して頂きたい。
「よーっし、五教科戦隊〇〇ジャー、出動!」
「おーっ!」
……お分かりいただけただろうか。
そう、彼らこそが、この微妙な知名度の伝統・『五教科戦隊〇〇ジャー』の正体なのだ。
最初のコメントを投稿しよう!