プロローグ

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 そして、会議が終わった。 「ふぅー、終わったぁー」 赤山は大して話も聞いていないのに(一応全てメモはしてあるが)大きく溜息をついた。 「全く……誰が会議に遅刻しかけてあんなに堂々と入るんだ馬鹿っ」 そしてまた青山にグーで殴られた。 しかし今度は、 「あでででっ!でもブルーのグーパンチ力加減もバッチリだし的確に僕の弱点を抑えてるよ!もっとやって!」 …………ドM全開の反応をした。 「だが断る」 「ちぇー」 「お疲れ、赤山、青山」 「黄ーちゃぁん、ブルーが殴ってくれないのぉ」 「うっせーよ!」 「……うん、殴られたがるお前の方がおかしいのではなかろうか」 「ほら言った!赤山の変態っ!ドM!」 「あぁぁあぁ、もっと罵倒してぇ」 「………………(ですよね)………………」 余談だが、赤山のドMさは界帝の理事長お墨付きである。 「ホントに余談だな!」
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