「女」は「男」

6/8
前へ
/37ページ
次へ
 考えてみて欲しいことがあるのです。 特に、現代に置いて私達の社会が何故そう決めたのか、 合理性と必要性についてです。 昔この国では、着物を着ていました。 それ自体にも「女」と「男」の区別があったと思いますが現在 洋服になり着ている服装が何故男女で異なるのでしょう。 全てに合理性が有ったと私は習いましたが、合理性を捨てれば どちらでも良いことになりませんか? 何故女性は化粧をするのか、髪が長いのか不思議なこと ばかりが当たり前の様に行われています。 まず服装ですが、昔の子供達は女子がスカートでおかっぱ頭、 男子は半ズボンに短髪と統一された時代があります。 何故なら、容姿だけでは男女の区別が付かないから大人達の 判断材料の為に決められた常識だそうです。今も、その名残を 持っている学校もあるでしょう。しかしこのシステムこそ 勝手な判断材料であり別に逆でも良かったはずです。 単に、大人になる段階で利に叶う服装ですが子供の時には さほど影響ないでしょう。スカートを履いた男子がいても 良かったのです。坊主の女子がいても良いはずです。 それを分けたことからどちらかに決められた窮屈さを抱く 子供達が出てきてしまったと思います。 可愛い服を着たい男子の何処がいけないのでしょうか? 髪の長い男子の何処に問題が有るのでしょうか? そもそも、これら「事の始まりの狂い」によって 世の中の常識は、作られ大半という見えない重圧に 整わされてきたのです。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加