「男」と「女」

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 女性の身体というのは、不思議な構造です。 子供がお腹に宿った時から、あの「プロラクチン」が 脳内で分泌されます。私には、一生味わえない出産の 痛みですが「男」に耐えられないと云われています。 何故その痛みを1度成らず何度も味わうことが出来るのか? 苦痛では無いのか?と疑問に思うかもしれません。 この「プロラクチン」は、女性に「子供を産みたい。」と いう指令を出したり、「子供を育てなければ。」 「育てよう。」といった気持ちにさせるそうです。 だからお母さんは、子供を死ぬ想いをしながらも 産めるのでしょう。そして、産まれてからの不規則な 時間配分も耐えて子育てが出来るのでしょう。 大体3歳ぐらいまでの様ですが必要とされる「子供」の方も 3歳までの、愛情や関わりが将来に影響するそうです。 「プロラクチン」の凄いところは、その時の女性の精神状態や 環境によってコントロールされていることです。最も分泌の 妨げとなる要因は、ストレスや不安感だそうです。 産後、「母」として落ち着いた環境が必要であることは 当然の事でしょう。それと同時に母親が「子供」と肌で 触れる時間の多さにも、この「プロラクチン」の量が 左右されているそうです。この時私達 「男」に何が出来るのでしょう。子育てとは、何でしょう。
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