君は、僕の輝ける星。【完結】

一目惚れ

なんとか今の生活が板についてきた。

今では実家の行き来をし、ゆとりも出てきた。

ただ、仕事の面で上手く行かない事が山積みで。

工場勤務から営業に転職した俺は。
初めての仕事にイッパイイッパイで。

上司の元について回り、頭を下げる日々が続いていた。

元々、しゃべるのが得意ではなく工場でも一匹狼だった俺。

今では、半ば強制的に飲み会やら接待やらに駆り出される始末。

上司の言う事は絶対だから断れる筈もなく。

未だに着慣れないスーツ。
首元がやたら違和感。