プロローグ

5/7
前へ
/1025ページ
次へ
もう再起不能になるくらい落ち込んでいた。 彼女がいなくなった理由も分からない。 まだ一歳だった娘、陸を置いていった彼女を恨んだ。 俺に駄目な所があったのかと、自分を責め立てた。 彼女が居なくなる直前までは。 彼女に変わった様子もなかったし、喧嘩する事もなかった。
/1025ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2942人が本棚に入れています
本棚に追加