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あれから月日が流れ、陸は5歳になった。
愛し方も分からず、ガムシャラに育ててきた。
そんな俺も25歳になった。
いつものように陸を保育園に送り、愛車で職場まで通勤する。
毎日が変化のない坦々とした日々だった。
ところが。
会社に到着するなり衝撃的なモノが。
「藤村燎也。貴殿を本日を以て福岡営業所へ転勤を命ず」
これにより、俺の未来は。
俺の運命の歯車が回りだした-
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