空の彼方で君を想う

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空の彼方で君を想う

もう忘れたって思う時、思い出す。 私はあなたを好きだった。 ただただ、ひたすら好きだった。 あなたがいたから私は生きているの。 そんなこと、あなたは知る由もないのだろうけれど。 好きだよなんて、気軽に言えなくて、だけど側にいたくて。 あなたといる時間が楽しくて幸せで。 私の話に一喜一憂してくれたよね。 ちゃんと聞いててくれたこと、本当は知ってたよ。
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