さよなら

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あとはまた、本読んだりして布団に潜る。 ……前に、スルメを食べた。 噛めば噛むほど味が出て美味しかった。 羞恥のクソもないや(笑) 今度こそ布団に入って、今日に大きく手を振った。 この一秒一秒。 私達は手を振って、想い出や黒歴史に変える。 それは同じように見えて、全然違う、史上初の事。 歴史を刻む度に、手を振るなんて悲しいよ。 けど、そうしないと前に進めない。 そう思えば、悲しい気持ちもなくなる。 「さよなら」と一言、0.00……001秒ごとの自分に言って、自分なりの歴史を作ろう。 そして“死”というゴールに向かって、悔いのない人生を送れば良いよね。 私の人生は私のもの。 だから、他人に振り回されずにスタート地点から手を振りまくれ。 これを書いてる間にも、何億回と言った言葉。 「さよなら」。
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