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「ロキ!早く洗濯物干し終えなさい!!じゃないと母さん、一人で買い物行くわよ。」
「ちょっ、ちょっと待ってよ!いま干してるだろ!!」
今日は父さんが久々に帰ってくる日だ。なのでご馳走を作るため、ニ人で買い物に行く所である。
「もぉ早くしないと父さん帰って来ちゃうでしょっ!」
「わかったよ。」
僕は急いで洗濯物を干し、母さんと家を出た。
大きな買い物袋を提げて家に帰り着いた時は、もう日没直前というところだった。
「父さん、まだ帰ってないわねぇ。」
ガラガラッ!
「ただいま」
この声は…
「父さん!帰ってくるの遅いよぉ!」
「ごめんごめん、ちょっとやぼ用でな。」
ふと父さんの後ろを見ると見知らぬ男の人が立っていた。
その日から僕の人生に異変が起きていった……
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