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「もしもし東雲です」
『あっ玄くん?元気にしてた?』
「はい。元気にしてますよ。おばさんはどうですか?」
『私も元気よ~。でも今あまり時間がないから早速本題に移させてもろうわね』
「どうぞどうぞ」
『ほんとごめんね~。それでお願いなんだけど少しの間結衣のこと玄くんの家で預かってくれないかしら』
「い、いきなりですね・・・」
『ほんとにごめんね!でも玄くんのとこが一番安心なのよ~』
「一体なにがあったんですか?」
『実は私と夫がね海外に出張することになったのよ』
「いきなりですね」
『ちょっと余裕のある休みが欲しくて一気にやってしまおうとね~。それで急に決まったのよ』
「まぁ、なんとなくわかりましたが結衣にはそのこと伝えたんですか?」
『それはこれからしようとね。さきに玄くんに了承得ようと思ったのよ』
「俺は構いませんよ。部屋も空いてることですし」
『本当!よかった~。ありがとね玄くん』
「もしよければ俺から結衣に伝えましょうか?そのほうがおばさんたちも時間的にいいはずですし」
『いいの?ありがとね玄くん。そこまで気を使ってもらって』
「いえいえ。いつもおばさんにはお世話になってますから」
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