1人が本棚に入れています
本棚に追加
（大丈夫ですって。任せてください。ぽぽいのぽーいですから）
と角を曲がり先行した。
（ダメだってば）
その瞬間。
【あぁ？準神持ちがいるぞ！警察か？】
！！！
アタシに思考が飛んできた。
しまった。
向こうにも準神持ちがいた。
しかも、ナミちゃんが気付いていない。
【今、邪魔されるのは面倒だ。殺せ】
【何人だ？】
【２人】
「ナミちゃん、逃げて！」
（えっ？何言ってるんですか？）
一瞬だった。
ダダダッ。という激しい音。
ナミちゃんが崩れ落ちる。
（何これ？）
男２人が飛び出してきて、ナミちゃんを撃った。
「もう１人いるぞ。殺せ」
こっちに走ってくる。
（ナミちゃん、ごめん。必ず戻る）
アタシも走る。
走りながら
「回線オンライン。ＮＰ、警察」
とイヤホンマイクを通して端末に指示。
すぐに回線がつながる。
「応援要請。ナミちゃんが撃たれたわ。相手はおそらく３人。サブマシンガン所持」
ラジャ。現場に急行する、と警察。
ちょっと、冗談じゃないわよ。
この時代にサブマシンガン？バーストモード？
いくらアタシたちでも飛び道具には勝てない。
ちょっと油断しすぎてた。
アタシのミスだ。
最初のコメントを投稿しよう！