冬の空

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「ごめん・・・やっぱできそうにないんだけど」 吐き気をこらえて彼女の上から離れる 「ねぇ、これで何回目?そんなに私だめなの?」 違う そうじゃないんだ 声を出したくてものどの奥が焼けるように痛くて口をパクパクさせることしかできない 「もういい。別れましょ・・・1回抱いたらもう抱けないなんて、どこかおかしいんじゃないの?」 女はベッドからおりてす早く身だしなみを整えて 「さよなら、部屋代くらいは払ってよね」 そう言って出ていった
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