プロローグ

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日本に入ったナチスドイツ調査団はこの鬼の秘宝である銀炎をARK(アーク)と呼び鬼一族の調査以上に、このARKを必死に追っていた。 ARKがどういう物なのか詳細は記されていなかったが、ナチスは鬼一族が日本にしかいないのは、このARKが関連しているのではと考えていた。 また、あやふやな記述ではあったがARKを持つものはこの世の理を変える力を得るとあった。 これだけの情報では眉唾な情報の域をでないのだがあのアドルフ・ヒトラーがARKを激しく欲していた事が明確に書かれていた。 我がアメリカ合衆国は大日本帝国との戦争も間もなく勝利するだろう。 しかしアメリカ合衆国の敵性国家はまだまだあるソビエト連邦がその一つだ。 万が一このARKが実在しソビエトにでも渡ったらあの人外の兵士を統べるかもしれない。 そうなれば我が合衆国の驚異になる事は間違いない。 日本にARKが本当に実在するのかを調査し、鬼一族の秘密を暴くのが急務となった。
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