キセキのおこり

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僕たちの暮らしている所は暗い暗い闇の中。 太陽なんてない、人間に必要とされない人が暮らしているだけの世界。 なにもない、なにもいらない、僕が創り出した能力者の世界… 能力者はその名の通り、不思議な能力を使う。能力は色々あるが、僕は色々な種類の能力が使える。 その中の1つが虚像の楽園を創れること。 人間の世界で必要とされない僕らはその虚像に逃げ込んだ。 普通の人間は入ってこれないように結界を張って。 人間は僕たちを殺そうとした。 怖かった。 親でさえも僕たちを殺そうとした。 ひとりぼっち。そんな能力者が続出していた。
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