紅荘

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「緊張してる?」 「うん それなりに・・・」 俺は紅荘の扉をゆっくり開けた 「こんにちはー・・・」 中は見た目より少し古かった 逆にそれがこの街の紅葉にあっている気がして、気分が落ち着いた 「はーい」 玄関を入ってすぐ横にある「管理人室」と書かれた扉の奥から声がした 「あ 三枝昂瑠さん、真島隆斗さんかな?」 中から出てきたのは20代くらいの男性だった うわ イケメン 「初めまして 私はこの紅荘の寮長の井ノ坂修(いのさかおさむ)と言います」 「あ・・・俺が三枝昂瑠です で こっちが・・・・・・・・」 ヤバい 今顔に見入ってた 「真島隆斗です」 「うん 2人ともこれからよろしくね」 そう言って井ノ坂さんは俺たちに向かって優しく微笑んだ なんかキラキラしてるなこの人・・・
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