プロローグ

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ムーンライト王国は龍族、各属性神、精霊王、全ての神々に愛された国 その国には、男子しか生まれて来なかった。 ある日の事です。キレイな満月の日に男女の双子が生まれたのです! 「クロウ.......」 「サラサ、よく頑張りましたね(^^)男女の双子が生まれましたよ?」 「まあ、やっと私達やこの国にとって初めての娘が双子で生まれて来たのですね?」 「ああ、そうですよ。まずはこの子達に名前を与えなくては行けませんね。双子の兄の名は、飛(フェイ)妹の名はカグヤにしましょう。」 月日が立ち、飛とカグヤは四歳になりました。ただし、心配な事があったのです。それは....... 『ケホケホ…』 「カグヤ~だいじょ~ぶ?」 それは、カグヤの体の弱さです。まだ。幼いので冷たい風にあたったり水をかぶったりしたら直ぐに熱を出して寝込んで仕舞うのです。 そのせいか、城にいるメイドや執事達それに、兵士や騎士達までもが過保護で心配性になり、国王と王妃、カグヤの6人の兄達と双子の兄までもが過保護で心配性になってしまったのです! 『だいじょうぶだよ(^^)フェイ』 「でも…『おべんきょうがあるんでしょ?』ハァ~カグヤ大人しく寝ていよ?」 『うん(*^^*)わかったよ。おべんきょう頑張ってね?フェイ』 「うん(*^^*)カグヤ、早く元気になってね?」 そう言って飛は部屋を出て行きました…。カグヤはその後は疲れていたのかいつの間にか、ぐっすりと眠りにつき次の朝には元気になっていました。
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