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「…!まじかよっ…」
゙全く濡れてない゙金髪とコートをなびかせながら到着した男は目を見開く。
彼が見つけたものは3つ。
2つは紅く、両手で扱うバスターソードほどの大きさであるが、恐らく一対の双剣。
もう1つは……
(なんでガキがこんなとこいるんだよ…!)
そこにいたのは幼さの残る少年だった。
綺麗だったであろう白髪は血と泥で汚れ、明らかに衰弱していた。
(捨て子?しかしこの森の中にどうやって…)
急いでかけより自身に纏わせている風の膜を少年にもかけ雨をふせぐ。
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