藤原公任

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では、バカが話をずらさないうちに簡単な説明をしておくと…ですね。 「バカだと?」 え~藤原公任は……←無視 平安時代中期の歌人、公卿。関白太政大臣、藤原頼忠(かんぱくだじょうだいじん、ふじわらのよりただ)の息子だそう。 かの有名な三十六人撰を著したことでも有名。 平安後期の書、大鏡には公任の逸話、三船の才が載っています。 和歌、漢詩、管弦の三つが三船だそう。 「でもさあ、公任ってプライドがめちゃくちゃ高かったんだよね」 その通りっ!!女の子の癖にいいこと言うっ!! 藤原公任はプライドがめちゃくちゃめちゃくちゃ高かったんです。 公任は一条天皇の四納言(しなごん)として有名なんですが、公任と同じくこの内の一人、藤原斉信(ふじわらのただのぶ)に官位をちょこっと抜かされただけで一年位仕事に来なかったんです。 いわゆるサボり。 ちなみに残りの二人は藤原行成(ふじわらのゆきなり)と源俊賢(みなもとのとしかた)です。
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