藤原公任

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皆さんは今の説明を聞いて、藤原公任についてどう思うでしょうか? プライドの高いやつ、めんどくさいやつ、偉いやつなど…… なんかマイナスな部分ばかり取り上げちゃいましたが…… では、話がちょこっと変わりますが、皆さんは源氏物語の作者、紫式部(むらさきしきぶ)をご存知ですかな? 知っている方はこのページはスキップしてもいいかな、と思います。 知らない人ように、言うと…… 紫式部は左大臣藤原道長(さだいじんふじわらのみちなが)の一の姫、藤原彰子(ふじわらのしょうし)の女房として宮廷に出仕していた女の人。 源氏物語は出仕しながら執筆していた。 彼女は身分の低い藤原氏だった。本名は不明だけど、香子(こうし、かおりこ)という説が有力です。 因みに、彼女の和歌は、後で出てくる藤原定家(ふじわらのていか)の百人一首にも取られているんだ。 『めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲隠れにし 夜半の月かな』 折角出会えたのに、本当に貴方なのか分からないまま、貴方は行ってしまった、あれは本当に貴方なのかな。という意味。 一見恋和歌にも聞こえるけど、相手は女、紫式部の幼なじみかも、という説が有力。 まあ、こんなものかな。 女の子、分かったかい? 「……うるさい。言われずとも分かっていた」 あそう、ならいいや。 ではまた藤原公任に話は変わるよ。
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