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「ちょ、何、さっきの!?
なんで俺たちの名前知ってんの!?」
完全にパニック状態の純。
「純、落ち着いて!」
と颯木が言う。
「…とりあえず、声の正体を探すしかないだろ」
そう言って、颯木の方を見ながらニヤリと笑う。
颯木はすぐに意味がわかったようで、
「面白そうだねぇ♪」
と言ってニヤリとした。
そんな俺たちを不安そうに見つめる純。
「えっ、葉月、颯木!?俺は行かな…」
「「問答無用!!」」
俺たちは純が言い終わる前に、純の腕を掴んだ。
「!?」
「「Let's go!」」
「やめて~!!」
屋敷内に純の声が響いた。
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