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俺「んじゃつけて」
そういうと短パンはうなずきながら俺の左手に赤い糸を結んでくれました
俺「ありがとう
んじゃ次つけたるわ」
そうやって声をかけると短パンは腕をあげたのでそこに白い糸を結びました
ちょうど結び終えたあたりで
ゴーン
ゴーン
ゴーン
と鐘の音が聞こえてきました
うちの地元では夕方6時になると鐘の音が三回なるようになっておりそれを目安に親に帰ってきなさいと言われてました
まっちゃん「鐘なったからかえろか」
しー「腹減ったしな」
と各々帰る準備をはじめると急に短パンが俺の腕をつかみ「遊ぼう?」っと
鐘の音で帰ってくるよう厳しく言われてた俺たち
俺「ごめんな
もう帰らなあかんねん」
まっちゃん「おまえも帰らな怒られんぞ?」
とかえらなければならない旨を伝えましたが短パンは首を横にふり俺の腕をつかみ続け「遊ぼう?」とくりかえします
どんなに説得しても遊ぼうと繰り返す短パン
次第に怖くなり腕を振り払い「もう帰る!」と叫ぶと短パンは顔を真っ赤にしてジッと睨みつけてきました
それをみて怖くなった三人
また明日くるからと言い残し走って林から脱出
林から出たあと短パンが追っかけてきてないか後ろをチラチラ振り向きながら家に向かいましたが追っかけてはきてない様子
安心してまっちゃんとしーちゃんにまた明日と声をかけ家に帰りました
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