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「ごめんなさい、どうしても返事を早く聞きたくて」
彼女は、続けた
「いま、でできたこがヤナギさんがいってた子?泣いてたけど、何かあったの?」
「いや、別に大丈夫だよ」
大丈夫じゃないにきまってる
「そう、それならいいけど…返事きかせてくれる?」
俺は、その場で深く考えた。ルナがさっきいっていた言葉が頭に響く。
そして、答えを出した
「君には色々な相談にのってもらえて感謝してるよ。それに君といると楽しい。
君の事は好きだよでも、それは…「女性としてではなく、友達としてでしょ?」
え?」
彼女は途中で俺の言葉を遮った。
そして、微笑みこうつづけた
「知ってたわ、もしあなたが私に同情して告白を受け取ってたらぶつつもりだったわ」
「ならなんで?」
「好きな、人に告白をしないまま何て嫌じゃない。
あなたが、私に興味がなかったのもわかってたし、それに…」
彼女はそこで話すのをやめたしかし、すぐに
「ほら、ルナちゃんを追いかけないでいいの?」
「あ、そうだった!」
「もう、しっかり!ルナちゃんには、あなたしかいないのよ!早く!」
「でも!」
「私は、大丈夫!。あ、ふられたからっていっても態度は変わらないから
安心して」
「ありがとう、ごめん!」
そういって、俺はルナが走っていった方向に駆け出した。
おれは、はじめて人の好意を裏切った。そう噛み締めながら
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