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俺は、自分に声をかけたであろう目の前にいる、中性的な綺麗な顔をした。
人物を見つめていた。
すると、その人物は口を開いた。
?「あなたは、夏野柳(なつのやなぎ)さんですね?」
その人は、俺の名前を尋ねてきた。間違いではないので
黙って頷いた。
すると、すごく嬉しそうに
?「おめでとうございます。あなたは、生前の善良な行いが認められ生まれ変わることをゆるされました。」
と言った。
俺は、
「ということは俺は死ねたんですね。
そうですか、それはよかった。」
と答えた。
しかし、その瞬間に謎の人物の顔が曇った。
そして、こう言った
?「しかし、あなたは自らその命をたっています。その理由も知っています。
他人にどんなにやさしくしても不幸が返ってくる。
他人に裏切られても他人を信じてしまう性格の自分が嫌だったからですよね」
自殺した理由をいいあてられて驚いた俺は
「なぜ、それを?誰にも話したことないのに」
と少し声を上げて尋ねた
?「知ってるに決まってるじゃありませんか。なんせ、私は貴方達の世界でいう神と言われる存在なのですから」
「神…様?」
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