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「う・・・っ」
ここは・・・どこ・・・?
目が覚めたら見覚えのない場所に居た
一面のアスファルト空は雲ひとつない青空まさに外に出るに相応しい日。
こんな日にまさか、あんな事に巻きこまれるなんて
思っても見なかったのである。
そもそも何で私がこんな場所にいるのだろう・・・
昨日って・・・何が・・・
「あ、あたま・・・いた・・・」
なんで・・・?思い出したいだけなのに・・・
急に頭痛が・・・?お、おかしい。
誰も居ない場所に恐怖を感じさせる空間
走っていけば限りなく続くだろうこの道はきっと外ではない
・・・確かに青空もあればアスファルトもある
けどCGのようなもので写し出された感じだ。
その時・・・
「ハーイ、ご注目ーっ!!」
目の前に透明のモニターのようなものが現れた
そして、そこには可愛らしい女の子が写し出された
加藤・・・美雪・・・?
写し出された可愛らしい女の子なんと、学校のクラスメイトだった
「み、美雪!美雪!こ、ここはどこなの・・・?」
「あれるぇ~最後まで話しを聞いてくれだにゃぁっ!」
あぁ、だから・・・そうじゃなくて・・・
私が聞きたいのは、あ・・・えっと、
「ここはどこ?一体な・・・」
「ルールを説明するにゃぁ」
「ルール・・・?ってかお前も話し聞けよ」
まじでうぜーな・・・まぁ、いつものことなんだけどネ
つか、ルールぅー?ゲームってこと・・・?
「ルールはいったて簡単、あなたの学校のC・D組が参加者
制限時間は2時間その間追いかけてくるC・D組の男子から逃げる
女子が逃げて男子が追いかけるのよ
2時間捕まらなかったら、あなたの勝ち
逃げ切れなかったら・・・あなたは死ぬ、どう?簡単でしょ?」
し、死ぬ・・・?どういうこと?そんな危険な・・・
「い、いや!そんな危険なこと・・・
そもそも私は自分からやりたいって言った訳じゃないでしょ?!
気がついたらここにいて・・・」
「悪いけどこれ強制参加なのじゃ、頑張ってね~」
え?ま、まって・・・
美雪の顔の写ったモニターは跡形もなく消えた
や、やばい・・・足が竦んできた・・・
私以外にも参加者はいるみたい・・・でも、どこにも見当たらないし
ブブゥ―――――!!!!!
すごい音のベル音が聞こえたその瞬間
居なかったはずのほかの参加者が現れたのだ
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