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チャオ!
俺は極寺庵李、腐男子だよ。
え?いきなりカミングアウトするな、だって?
別になんだっていいじゃないか。
え?三人称から急に一人称になった?
ああ、それはね。
作者が限界だったらしいよ。
たったの9ページで限界とか、終わってるね。
あ、メタ発言は自重しないと。
今、俺たちはおじい様に呼ばれてこの部屋に来たんだけど。
部屋には、俺と兄さんと従兄弟たちの6人とおじい様の秘書の那桜さんしかいなくて、俺たちを呼んだ張本人のおじい様の姿がない。
?「ふぉふぉふぉふぉふぉ、よく来てくれた、我が孫たちよ!」
とか思ってたら、突然部屋におじい様の声が響いた。
俺たちはきょろきょろして、おじい様を探したんだけど、どこにもいない。
那桜さんだけが、真顔で姿勢よく立っていて、微動だにしない。
チャラララララ~チャラララララ~ララ~♪
それ程時を経てずに、部屋の中央の床がスライドし始め、下から何かが上がって来た。
言わずもがな、おじい様だ。
BGMは何故か、マジックでお馴染みの「オリーブの首飾り」だ。
ていうか、部屋に奈落を作るなよ!!
日「なんで奈落ぅう!?てか、部屋に作るもんじゃねぇええ!!」
ハルちゃんもそう思ったのか、叫んでいる。
兄さんと俺は、落ち着きを取り戻し、
リンちゃんは楽しそうに笑っていて
つっきー(美月)は何故か、微笑ましいものでも見るかのような穏やかな笑顔を浮かべ、
ソーちゃんは、目をキラキラ輝かせている。
じぃ「突然だが、お前たちに知らせねばならないことがある」
そんな俺たちの顔を一通り見渡すと、おじい様は徐に話し始めた。
いつの間にかBGMが某自虐ネタ芸人ヒ○シが使っている「ガラスの部屋」に変わっている。
え?古い?
でも、いい曲でしょ?
ペ○゜ーノ・ガリアルディ(この曲を歌っている人)最高でしょ?
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