ショッキングピンク

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止まっていた時が一気に動き出したかのように、怒濤の勢いで音が溢れる。 「嘘っ!!なんであんな変な奴が八雲先生に名前呼ばれてんの!?」 「生意気なんだよ!!」 「帰れよ!モジャ男!!」 「アフロ~!」 「コ○ンちゃーん!!」 あれ?なんか変なのが混ざってたような… ところで、爽やか君こと夏目君の様子はどうかな? 実は僕の左斜め後ろの席の夏目君を見てみる。 うん、名前呼びイベが嬉しかったのか弱冠顔が緩んでるね(笑) おっと、目が合った。 僕も自然と笑みを浮かべる。 あ、目反らした。 ちょっと頬が赤いね。かわいー 夏目君の総受け(?)腐ラグ補強したところで、再び前を向きショッピングへと視線を戻した。
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