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昨日の放課後、ホームルームも終わり、教室を出て廊下を歩いている時だった。
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聖ミカエル学園に入学して1ヶ月。
爽「…そろそろ王道転校生来る時期かな…」
腐男子になって早3年(中1の時、姉の部屋で腐った本を見つけてハマった)、王道全寮制男子校であるこの聖ミカエル学園に入学するため、必死になって勉強して、見事入学する事に成功した。
?「そこの君」
それもこれも、生BLを見るために他ならない。
?「おーい、聞いておるかのぉ」
そして、俺が最も待ち望んでいるもの
?「確か1年4組の夏目爽太君だったかのぉ」
それは…
爽「やっぱ、王道男子校に入学したからには、王道転校生総受け…見たいよな…」
?「じゃったら、明日の午後3時に正門に行ってみればよい。転校生が来るぞ」
爽「何!?王道か!?」
?「いや、そこまでは分からん」
ん?
俺、誰と話してんの?
いつの間にか、横に来ていた人を見ると、見覚えのある爺さんだった。
爽「えっと、誰でしたっけ?」
?「儂か?儂は理事長じゃ」
そうだったぁああ!!
この人理事長だよ!
入学式の時見てあと30歳若かったらなぁとか今思えば失礼なこと思ったんだった!
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