待ち人来る

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4人は一斉に、先ずはスマホの右上に表示される時刻を確認する。 流石従兄弟、息ぴったりだ。 果たして、時刻は… 17:38 つまり、午後3時はとっくに過ぎている。 「「「「朔(ちゃぁああん)ぅううう!!」」」」 そして、何でも出来るが故にサボり癖がある幼なじみに向かって叫び、頭を抱えた。 日「済んだことはしょうがないとして、庵李に行かせて大丈夫なのか?」 錦「そうですね。心配です。 クラスも1年4組になるそうですし…」 月「巻き込まれ腐ラグが建ったねえ」 嬉しそうに美月が言った。 あわよくば、近くで非王道ではあるものの巻き込まれ総受けが見れそうだと喜んでいるのだろう。 松「そう言うミツキも1年4組デスネ」 月「あ…」 日「ぶふっwwご愁傷様www」 錦「しかも、一匹狼ですから……ね?」 月「……ア、アンチでなければ、だ、大丈夫だよー」 4人は朔真からのメールに動揺したものの、直ぐにいつもの調子を取り戻した。
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