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理事長への挨拶も済ませ、俺は1人で寮へと向かっている。
さっき来る途中にあったし、道は一本道だから迷いようがない。
理事長秘書の那桜さんって人が案内してくれるって言ってたけど、3時間も待たせた身でそこまでして貰うわけにはいかないと断った。
つか、俺の所為じゃないんだけどな。
理事長曰わく、「ふぉふぉふぉ、そりゃあ災難じゃったのう。すまんすまん。
迎えは生徒会に頼んどったんじゃが…おそらく、生徒会長が書類仕事サボって狭也君の書類を見逃したんじゃな。今頃になって見つけて慌てて図書委員長に頼んだんじゃろ。ほれ、副会長に言うと怒られるじゃろ?」らしい。
生徒会長ぶっ殺す…
でも、なんで図書委員長チョイス?
あ、同じクラスになるからか。
そんな事を考えながら歩いていると、寮に着いた。
え?感想?なんか高級ホテル?って感じだ。
ま、取り敢えず
最初は寮長室いかなきゃな。
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