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寮長室をあとにした俺は、これから暮らすことになる部屋へと向かった。
それにしても、鷹ピーがショットガン持って出て来た時は驚いたなあ。
普通拳銃だろwww
いや、そういう問題でもないか…
でも、ショットガンはないわあ。
だってあれ、普通遠距離型だろ?
ま、俺は詳しくないからなんとも言えないが…
そんな事より、早く部屋で休みたい。
部屋へと向かう足を速めた。
鷹ピーは(寮長なのに)説明してくれなかったが、理事長から寮の説明をして貰っていたから問題はない。
寮の部屋は、基本的に2人部屋らしい。
俺の同室者って誰かな?
深波ちゃんの話じゃ、不良のトップか一匹狼らしいけど、ここまで来るのに王道らしいことはあまりなかったしな。
お、ここか?
その部屋のドアには、カードキーと同じ“967”という数字のプレート。
あ、言ってなかったけど、俺の部屋は9階な。
この寮は21階建てで、1階に寮長室とスーパー的な食品店(勿論、日用品も売ってる)があって、2~5階は娯楽施設になってるらしい。
ジムとか大浴場とかもあるんだってさ。
あ、本屋もある。(←ここ重要)
で、6~10階が1年、11~15階が2年、16~20階が3年で、21階が生徒会&風紀委員の部屋だ。
こいつらは1人部屋だってさ。
なんか優遇され過ぎててムカつく。
じゃなくて、取り敢えず部屋に入るか…
カードキーで開けて入ってもいいけど、最初だからインターホン押そう。
いきなり知らん奴が鍵勝手に開けて入って来たら吃驚だもんな。
ピーンポーン
・・・・・・
ん?また、このパターンか?
ピーンポーンピンポーンピンポーン
んー、いないのか?
それとも、これはあれか?
連打で押せということか?
なら仕方な((
?「む~、な~に~…?」
い…
ああ…
なんかテンション下がった。
連打する気満々だったんだけど…
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