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俺の同室者は寝ていたのか、スピーカーから聞こえる声はかなり眠そうだ。
腕時計(BL王道男子校編入記念とやらで深波ちゃんがくれた)を確認すると、まだ7時半だった。
寝るには早過ぎるぞ。
仮眠でもしてたのか?
狭「今日から同室者になr((バァアアアアン∑!!!ぐへぇっ」
ってまたかよぉおおおお!!!!
俺が名乗っている途中で勢い良く967号室のドアが開いた。
?「あ、ごめん…ってコキ○ちゃん!?」
慌てて出て来た人物は、廊下に倒れている俺を見て、自分のしてしまった事に気付いたのだろう。
焦って直ぐに謝ってきた。
が、それも直ぐにツッコミへと変貌する。
そう言やあ俺、コ○ンちゃんの面被ってたわwwww
理事長も秘書さんも、鷹ピーも何も言わなかったから忘れてた。
道理で視界が狭い訳だ。
狭「大丈夫だぞ!俺は丈夫(←これ本当)だからな!それに謝ってくれたし、赦すぞ!」
俺は王道転校生を演じながら急いで立ち上がった。
出て来た人物をまじまじと見る。
え?
あれ?
なんで女の子がいるんだ?
というか、すっげー可愛いんですけどぉおおおお!!!!
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