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狭「なんでだよ!?俺!与一と仲良くなりたい!」
おいおい、聞いてねーぞ!
なんで王道君が同室なんだよ!
俺、御上美日は錦たちの部屋から帰って仮眠してたんだが、チャイムの音によって起こされた。
寝起きの頭をなんとか動かし、沖田与一を演じていたが、“同室者”という言葉で一気に目が覚めた。
急いでドアを開けたら、勢い良く開けすぎてドアの前に立っていた奴を吹き飛ばしてしまった。
流石に悪いと思い、廊下に転がっていたそいつに謝ろうとしたんだけど、あまりのそいつの格好にそれはツッコミへと転じてしまった。
だってショッキングピンクのアフロにコ○ンちゃんのお面なんだぜ?
気を取り直し、“同室者”について尋ねた。
この時点で嫌な予感がハンパない。
案の定、そいつは転入生だった。
口調ももろウザイ系転校生だ。
勘弁してくれ…
王道君が来るのはまあいい。
むしろ喜ばしいことだ。
駄菓子菓子!だがしかし!
同室者とか俺巻き込まれるんじゃ…
しかも、ウザイ系…
きっと煩わしいに違いない。
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