ショッキングピンク

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よく見るとそれは、ショッキングピンクのアフロで、それは何故かコキ○ちゃんのお面を被り、この学園の制服を着ていた。 コレってもしかしてもしかするのか?コレが転入生なのか?山中狭也なのか?山中深波の甥なのか?そうなのか? 混乱している俺を待ってくれるはずもなく、ソレは広い職員室全体に響くくらいの大声で俺の疑問に答えた。 狭「俺は山中狭也!…なのである…です。1年4組の担任って誰だ!?です?(うへぇww敬語下手な演技すんのムズwwww)」 うわ、うるせえし、敬語下手過ぎんだろ。 というかショッキングピンク、変人街道まっしぐらだな。流石アイツの甥だ。 よし、俺、心の中ではショッキングピンクって言おう。 あまりに衝撃的な登場(というより格好)に、誰もがショッキングピンクを見るだけで何も言わない。 俺も名乗り出たくなくて黙っていると、ショッキングピンクはズカズカと入ってきて俺の席の方へと歩いてきた。 なんで俺が担任だって分かった!?
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