61人が本棚に入れています
本棚に追加
先輩方を教室に送った後、自分の教室に戻れば既に閉店しており。
「あ、戻ってきた、お疲れー」
花芽がトコトコと寄ってきたから、閉店について尋ねてみる。
「お疲れー、もうお客さんは全部帰っちゃったんだ?」
うん、と頷く花芽に、何か問題は無かったか尋ねる。
「大丈夫!皆、良い子だったから!」
花芽の言葉に、寄ってきたキョウちゃんが頷く。
「今日は穏便に終わったわ。明日はこの子の出番があるかしら」
あはは、鞭を持つ手がワキワキしてるのは、見なかった事にしよう。
三人で皆の所に行くと、ナオちゃんが学年委員らしく締めた。
「この場に居ないメンバーも居るけれど、今日はこれで解散となります。お疲れ様でした。また明日、頑張りましょう」
クラスの皆で、はい、と返して、それぞれ別れる。
教室の片付けは既に終わっていたので、花芽と合流して、生徒会室に向かう事に。
閉店の情報は既に回っていたらしく、僕と花芽のファンクラブの子達が教室前で待っていてくれて、また送ってくれたのだった。
最初のコメントを投稿しよう!